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  • 執筆者の写真三遊氣スクール

箱入りチルドレン

更新日:2021年1月24日

「箱入り娘」とは

極力他人に接触させず(家の中などで)育てられた娘のこと。


まさに

今の子育ては箱入り娘ではなく

箱入りチルドレンそのものです。

接触する大人は親と先生だけ

*コロナ禍の現状は今は無視します*


わたしたちの時代は近所の大人が声かけてくれたり

悪いことをすると叱ってくれたり

他人の大人の存在が生活の中に溶け込んでいました。


今はどうでしょうか?

大人が自分のことで精一杯で

子どもどころか

他人のことを考える余裕がないように感じます。

残念なことに、そういう時代になっています。


もっといけないことは

親がこどもを甘やかせたり

おじいちゃんおばぁちゃんも孫に媚びるといった

こんな現状をおかしいとおもいませんか?


何故叱らない?何故一緒に笑わない?

何故目をみて話さない?

何故抱きしめてあげない?

何故褒めてあげない?

何故一緒にあそばない?


何度もいいますが

子どもは親のモノではありません。

親とは、子どもが成長するために

見守続けながら

いいこと・悪いことの判断を

教育していく義務があるだけで

子どもの未来は子どものモノであって

個性や能力は

世界の宝なのです。


そうなんです

子どもは個の人間なのです。

そこを勘違いしている

子育てがそもそも問題だと感じます。


子育て子育てといいますが

昔も今もこれからも

なにひとつ

良い子育ての方法は変わっていません。


それは

のびのびと育てることです。


大人の集団のなかで

何かを感じ取っていきながら

その人間の立場や性格にふれていく。

そうして考え

自分自身の立場や感情が育ってきます。


遊びにしても

子どもは遊びの天才なので

あたえなければ

身近なもので遊びを考えていきます。


見守りながら子を意識するのではなく

個を意識して

子育てではなく個そだてが正解なのではと

わたしは考えます。


話は戻りますが

箱入りにしていくことで

外気に触れずに

なにが育つのでしょうか?


箱からでたとき

食品と同じで外気にふれると

すぐに腐ってしまいます。


鮮度を保つのではなく

常温で土の付いた作物の強さを

是非、親はかんがえてほしいと思います。


まずは

決してしてはいけないことは

自分の都合で「やってはいけない」と

言わないでください。


例えば

服が汚れるから汚れるような遊びはダメだとか

家に友達を連れてくるのは散らかるから

騒がしいからダメとか

興味をもったものでも外出するのがめんどうだからダメとか


とにかく、親の都合で子どもの好奇心を

なくすことだけはやめてほしいと願います。


今、小学校低学年の不登校が増えています。

箱入りで育てていると

先生が怖いとか、友達と仲良くなれないといった

集団に対しての恐怖感が先に立ち

不登校になってしまうかもしれません。


親が人と接触しなくなってきたこの時代に

もっと難しくなってきますので

とにかく

外出したときは近所の人でもいいので

道行く人に

「こんにちは」といった挨拶や

買い物行ったときに定員さんと会話をするといった

日常を意識していくことから

はじめてみませんか?


他人と触れ合うことは大人への敬意を育てます。



もう箱入りとは言わせない生活を工夫してみてください。


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