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  • 執筆者の写真三遊氣スクール

子どもとけんかした

更新日:2021年1月24日

こんにちは

三遊氣スクール講師東谷です


三遊氣塾の子ども達を集って

「ぼくたち・わたしたちの夜会」という

子どもの相談会を行っています。


中学校1年の女子が辛い経験談を話したとき

何をいっても「NO」といって受け入れてくれない会話に

キツイ言葉を発したとき

5年生の女子が

「いつもの先生じゃない」と叱られ

何故だか心が折れてしまい

その場を立ち去ってしまいました。


しばらく違う場所で私泣いてしまいました。。。。


今から思うと

その中学1年生の内容が

自分自身の辛い過去の思い出が

フラッシュバックしたのかもしれません。


中学校の時

親も家に居なくて兄も姉も誰一人私のことを

理解してくれない生活に

友達も先生も嫌い

誰ともかかわりたくないと心閉ざし

自分で自分を守ってきた

辛い過去

中学3年生の時自殺も考えた


世界が全てゆがんでみえていた時代


でも、最終助けてくれたのは

やはり友達といえる人だった。


この年齢になって

5年生の女子に言われた言葉に動揺した自分

情けないと思った。


今から思えば

人になつかなかった自分自身に

問題があったのだと思います。

辛いことを辛いと言葉に出せば

誰かが手を差し伸べてくれたのかも


でも、その時は言葉にだすことも

恐怖でした。

叫んでみたけど

誰も手を差し伸べてくれなかったらどうしよう・・・

そっちのことの方が恐怖だったから


きっと、小さいときに

何かに拒否られたことがあるのかもしれません

その時、もう二度といわないと

幼児決断してしまった自分がいるのかもしれません。


だから

自分だけは子どもの声を聞いてあげようと思い

はじめた「夜会」なのに。。。


あかんたれな自分に反省です。


大人は信じられない、大人はクソだ、

大人になんかなりたくないという

子ども達に

なりたくて大人になったのじゃない

「大人なめんな」と激怒し

まだ言い返してくる子供に

「ケツの青いガキが生意気言うな」と

捨て台詞を言うと

なめたことないもん、どんな味❔

そう言い返してくる子もいた


わたしの反省は

そこで落ち着いて

納得できるよう話せばよかったと反省

まだまだ子どもとの距離が

埋められないと自分の未熟さに今もなお

立ち直れないでいる


でも、大人げないとは思わない

誰かが本気で喧嘩してあげないといけないと

その時思った。

でも

もっとわたしも素でとことんぶつかったらよかったと

今そう思います。

結局

中途半端な喧嘩で終わってしまい

なんにも打ち解けることなく

終わってしまいました。


後味が悪いって今も思っています。



最後は「またねっ」とお互いバイバイしました。

わたしも

それが精一杯でしたから・・・



わたしの失敗は

辛い過去を経験しているから

理解してあげられると思っていたおごりの気持ちです。


まさか

フラッシュバックするなんて

思ってもいませんでした。

辛い過去は乗り越えて

もう大丈夫だと思っていたのに

自分の心の奥の奥にこびりついていたなんて

夢にも思っていませんでした。


なので

子どもの頃の受けた傷は

年を重ねても

幸せだと言い聞かせても

癒されないということが自分の身を持って

理解できました。

ただ、ふたを閉めていただけなのだと


心の傷は深ければ深いほど

一番根っこに住み着いていること


子どもとけんかしてみて

初めて気づきました。


人に対して恐怖を経験した子どもは

その恐怖からは逃れられないということ


乗り越えたと勘違いしたのは

折れない心とあきらめない強さを

備えていただけのこと


だから

わたしは

やはり

わたしは


折れない心の指導をきちんとできる

大人になりたい。




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