- 東谷 光子
働くということ
更新日:2021年6月2日
こんにちは。
三遊氣塾講師 東谷です。
今日は
人生観について少しお話しますねっ。
働く意味は?と聞かれたら
きっと
生活の為・家族の為
自分の趣味の為・食べるため
といった返答がでるのだと思います。
わたしはねっ
働くという言葉の音から
「はたを楽にする」はた とは
廻りのことを指します。
この言葉の意味から
廻りを楽にしてあげることが
働く意味だと思っています。
即ち
自分の時間を人のために使う。
考えてみてください
賃金が発生しなくても
主婦は家族のために働いています。
子育ても
自分の時間を費やして
子どものために時間を使っています。
昔は(私が小さいとき)高度成長期の頃
食べることでいっぱいいっぱいだったので
「食うために働く」と大人は言っていました。
本当にその時代、大人も子どももよく働きました。
でもその時代は
働けば働いた分賃金としてかえってきた時代です。
違う意味でいい時代でした。
話は戻りますが
もちろん
人は食から栄養をとっていますので
食べないと死んでしまします。
ただ
今の子どもはやはり贅沢です。
もう少し、
大人が食べるため=生きるための
指導をしてあげないと
いけないのではないでしょうか?
不登校や引きこもり
30歳過ぎても自立できない子ども
みんなの共通点は
生きていく意味が分からないのです。
人生の別れ道にたどり着いたとき
進むべき道に判断できず
どちらも選択できなくてそこで立ち止まってしまう。
間違ってもいいから進まなきゃいけないと
いう思考がおもいつかない。
間違いだと
気付いたときに戻ればいいといったことすら
考えられないのです。
臆病だとか心配症といったことではなく
判断力が身についていないのです。
これはほんとうに問題なんです。
こんなこと言って
叱られるかもしれませんが
わたしは
親が手を差し伸べ過ぎなのでは・・・
と考えます。
親が何でもかんでもかまってきた結果が
こういった判断力のなさが
身についてしまっているのです。
こうなればあーなるという思考回路の
経験値が貧弱なのです。
なのにまだ
かまい続ける。
家に居れば雨風防げる場所があって
上げ膳据え膳で食事ができて
あったかいお風呂にもはいることができます。
でもそれは
全てタダではないのです。
そういうことも教えていないのでは?
「働かざる者食うべからず!」
子どもの頃、母がいつも口にしてた言葉です。
子どもの仕事って
元気に遊ぶことと学びを知る事です。
人間生まれたからに一生働かなければいけないのです。
それが人なのです。
生まれたときから働きは始まっているのです。
にんべんに動くで働く。いい漢字です。
わたしにしたら
そんなことすら理解できていないから
学校へ行く意味が説明できない親が多い。
導きは教育です。
倫理をもう一度勉強しなくてはいけないのは
大人の方ではないでしょうか。
自分のために働いてくれたら感謝する
「ありがとう」たったこれだけのことが
出来ていないのであれば反省してほしいです。
本日は
非常に辛口でしたが
人に・生きている全てのモノに感謝できる
優しい心を育てる教育が家庭教育だと思います。
もう遅いということはありません
気付いたときから
はじめてみてください。
何を?
大人が学ぶことからです。
自分が学ばなくて
指導できることはない。
大人はそんなに偉くないですから
常に、学ぶ姿勢が大切です。
だって人の一生そのものが
学びで出来ていますから
一緒に頑張りましょう。