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  • 執筆者の写真三遊氣スクール

「しつける」とは?

こんにちは

進学塾「はるか」塾長の山下です。


皆さん、頑張って子育てされていますか?


今回も、新聞記事の内容についてお話をさせていただきたいと思います。

昨年の3月に起こった東京都の5歳の女の子が虐待されて、亡くなった事件以後

マスメディアに頻繁に取り上げられている、親による子どもへの体罰の問題。


厚生労働省は

改正児童虐待防止法などが来年4月から施行される前に

体罰の定義をまとめました。

一部下記(例)まで


 ・口で3回注意したが、言うことを聞かないので頬を叩いた。

 ・大切なものにいたずらをしたので、長時間正座させた。

 ・友達を殴ってケガをさせたので、同じように子どもを殴った。

 ・他人の物を盗んだので、罰としてお尻を叩いた。

 ・宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった。


以上は、すべて体罰に当たるそうです。

そして、“子どもの身体に何らかの苦痛または不快感を引き起こす行為は

どんなに軽いものでも体罰となる。”と規定しています。


そうなると、これからのしつけはすべて言葉で諭していかなければならなくなります。


では、反抗期を迎えた子どもに

言葉だけでどうにかなるのでしょうか?


“愛のムチ”ができないのは叱る側の心と愛情の乏しさが原因では?

昭和の親は強かった・・・

でもその強さは「家族を守る」「立派な大人に育てる」といった

親である義務からだったように感じます。

体罰としつけの違いは

コミュニケーション(親子の同意)がそこにあるのかどうかだと思います。

例えば、宿題をしない子供に

「宿題が終わるまでご飯抜きだからねっ」これはお互いの同意で成り立ちます。

友達に痛い思いをさせた子に

同じように殴っても抱きしめてあげるといったアメとムチ


体罰とは

何故?親にこんなことをされるのだろう?と

理解できない態度をいうのではないでしょうか?

理解(同意)できれば教育だとわたしは思います。

叱ってくれてありがとう。

大人になって、心が成長していく中で

そう感じてくれれば、親の教育は間違っていなかったといえるのでは。


まとめると

親がしつけの度合いを勘違いし、

行き過ぎたしつけを続け、最悪の結果を生んだ今回の問題。

子どもに対して、“情”という名の責任感を親自身も

自分をしつける(親の成長)という気持ちを持たない限り、

一人の人間を育てるといった

大役は、できないのではないでしょうか・・・


親がいるから子どもがいるのではなく、子どもがいるから親をさせてもらっているという

気持ち常に持っていれば、しつけはしやすくなるはずです。


長くなりましたので、今日はここまで。

この件について、一緒におしゃべりしませんか?

三遊氣塾の「ママたちのだんらん会」にご参加くださいませ。

様々なご質問にお答えさせていただきます。


次回の「ママたちのだんらん会」は12月22日 日曜日

大阪府岸和田市「古民家カフェ ありがとう」で開催致します。

https://kominkacafe.crayonsite.info



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